老朽化した下水道管の中に、もう一層新しい管を形成することで、
地面を掘り返すことなく管やマンホール接続部を強化・耐震強化することができます。
下水道利用も中断することなく施工が可能です。
施工に必要な設備が少なく、ライニング行程の標準道路占用作業帯の省スペース可が可能です。
更生前 | → | 更生中 | → | 更生後 |
管径150㎜~800㎜の場合に使用します。ガラス繊維のライナー(ガラスライナー)に未硬化の樹脂を含浸させ、老朽化した下水道管内部に導入します。蒸気で硬化させ、強度のある平らなFRPパイプで下水道管をリフォームします。
更生前 |
スリップシート |
スリップシート引き込み |
硬化工 |
インナーフィルム除去 |
管内状況 |
管径800㎜~3,000㎜の場合に使用します。
既設下水道管内面上部にスペーサーを設置し、硬質塩化ビニル樹脂製の帯板(ストリップ)をマンホールから既設下水道管内に送り込んでスパイラル状に巻き立てます。
隣り合うストリップを接合用かん合部材(ジョイナー)でかん合し、連続した管体(ストリップ管)を形成します。
ストリップ管と既設下水道管との空隙に充てん材を注入することで、既設下水道管と更生部材とが一体となった更生管(複合管)となり、高い強度と水密性を発揮します。
溝部と伸縮部を併せ持つジョイナーを使用すると、耐震性能にも優れた更生管となります。
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管径150㎜~3,000㎜であれば、施工可能です。
ヒューム管、陶管、コンクリート管、鋳鉄管等は対応可能です。
管径800㎜までの管に用いるFFT工法の場合は、最大100mです。
ダンビー工法(管径800㎜~3,000㎜で対応可)の場合は、長さ制限はありません。
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