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管調査・補修・更生
精密な調査と適切な補修・補強で下水道管を強くし、暮らしの安全を守ります。
経年劣化や地震などで埋没された下水管に生じた腐食や破損・漏水などの様々な問題を、大きな被害になる前に最適な方法で修復・補強します。
管路調査工
当社では、ロボットにテレビカメラを取り付けて、下水管の不良個所の有無を調査しています。
下水道管路の老朽化は、実際に目視で調査しなければわからない部分ですが、溺死や硫化水素中毒などの事故が起きやすいものでした。従来は目視で調査していた大口径管や水量が多い場合でも、大口径用カメラを導入しているため、調査が可能です。現在は、管径150mm~2,200mmまでの下水道管をテレビカメラで確認できます。
もちろん、調査結果に基づき補修が必要な部分については、管更生や内面補強工法など適切な補修を一貫して行います。
自治体、土木事業、建設コンサルタント、マンション
管路調査工




宅内取り付け桝・管調査工
宅地敷地にある取付け桝について、割れや破損がないかを目視で調査します。
また、取付管内についてはハンディカメラを使用して調査します。
現在は、管径75mm~150mmまで確認することができます。
宅内取り付け桝・管調査工


管更生工
老朽化した下水道管の中に、もう一層新しい管を形成することで、地面を掘り返すことなく管やマンホール接続部を強化・耐震強化することができます。
自治体、土木事業、建設コンサルタント、マンション
管更生工




FFT-S工法
管径150mm~800mmの場合に使用します。
ガラス繊維のライナー(ガラスライナー)に未硬化の樹脂を含浸させ、老朽化した下水道管内部へ導入します。蒸気で硬化させ、強度のある平らなFRPパイプで下水道管をリフォームします。施工に必要な設備が少なく、ライニング行程の標準道路占用作業帯の省スペース化が可能です。

ダンビー工法
管径800mm~3,000mmの場合に使用します。
既設下水道管内面上部にスペ-サーを設置し、硬質塩化ビニル樹脂製の帯板(ストリップ)をマンホールから既設下水道管内に送り込んでスパイラル状に巻き立てます。隣り合うストリップを接合用かん合部材(ジョイナー)でかん合し、連続した管体(ストリップ管)を形成します。ストリップ管と既設下水道管との空隙に充てん材を注入することで、既設下水道管と更生部材とが一体となった更生管(複合管)となり、高い強度と水密性を発揮します。溝部と伸縮部を併せ持つジョイナーを使用すると、耐久性能に優れた更生管を形成することができます。


EX工法
管径100mm~600mmの場合に使用します。
本管および取付管の改築および修繕を行う更生技術です。下水道管材として長年実績のある硬質塩化ビニル樹脂のパイプを、蒸気と熱風で加熱・軟化させ、蒸気を通した状態でマンホールより既設管内に連続的に引き込みます。
引き込み後、パイプ内の蒸気圧を上げ、更に加熱・軟化させた後、徐々に加圧することでパイプを拡径させ、既設管内面に密着させます。密着させた状態でエアーにて保圧し、所定温度まで冷却することで、既設管内面に完全に密着したパイプを形成します。本技術による加熱・拡径による円形形状復元状況や、更生された管の構造は以下の通りです。

接続部耐震化
地面を掘り返すことなく、既設管および更生管とマンホールの接続部を耐震化します。
下水道管への適用が可能で、災害時のライフラインの被害を最小限に抑えることができます。
接続部耐震化



NS切削工法
管径200mm~700mmの場合に使用します。
マンホールに接続する既設管および更生管(複合管)外周部に切削により円筒状のスペースを設け、耐震可とう継手を取り付けることで、接続部を耐震構造に改良します。管更生前・後いずれも施工可能です。

リメイクリング
管径200mm~700mmの場合に使用します。
更生管(自立管)とマンホールの接続部に耐震可とう継手を取り付けることで、接続部を耐震構造に改良します。「管更生施工済箇所に設置」・「管更生施工と同時設置」の両方のケースで設置可能です。
穿孔・除去
下水管内に侵入した根やモルタル、コンクリートなどの障害物を、特殊なカッターやアタッチメントを用いて振動を与えながら除去します。小さな木根や土砂は高圧洗浄で対応し、大きな木根やモルタルは穿孔ロボットを管内に直接入れて削り取ります。
さらに、本管に突き出した取付管の除去や、更生工事の取付管部の穿孔(穴あけ)も可能です。障害物の種類に応じた適切な方法で除去を行い、水流の詰まりを解消します。また、下水の利用を止めることなく施工が可能です。
このような事業者様におすすめです
自治体、土木事業
穿孔・除去







FRP内面補強工法【光硬化・熱硬化】
専用機械を使用し、ガラスクロスと不織布に熱硬化性樹脂を含浸した補強材をマンホールから補修個所へ移動させ、下水道管の内面に貼り付ける補修工法です。
加圧密着後、加熱硬化させるほか、紫外線照射による光硬化も可能で、現場の状況に応じた施工が行えます。テレビカメラで確認しながら作業するため、地面を掘り返すことなく、下水道利用を中断せずに補修が可能です。これにより、下水道管の耐用年数を延ばし、漏水を防ぐだけでなく、道路陥没などの事故も未然に防ぎます。施工時間は1箇所あたり約1時間と迅速で、本管の段差やジョイントずれ、取付管の補修にも対応可能です。
管径150㎜~700㎜、標準長さ40㎝までの施工が可能で、陶管、ヒューム管、塩ビ管、FRP管など多様な管種に適用できます。
このような事業者様におすすめです
自治体、土木事業
FRP内面補強工法【光硬化・熱硬化】







(管径による) 段差・ジョイントずれ・管ずれに対応
(5mmまで) 下水道利用の中断不要 適用管径150〜700mm
長さは40cm(1mも対応可能)
MEMBER ASSOCIATIONS 加盟協会
公益社団法人 日本下水道管路管理業協会 / EX・ダンビー協会 / FFT工法協会 / FRP内面補修工法協会 / NS-R工法協会
WORKS 管調査・補修・更生の事例
REASON 選ばれる理由
理由01
丁寧なヒアリング対応
専門知識のない方にもわかりやすくご説明し、ご希望の施工内容を丁寧にすり合わせながら進めます。
理由02
誠実で正直なご案内
無理な対応はせず、できないことは明確に伝えたうえで、最適な代替案をご提案します。
理由03
環境と周囲への配慮
騒音・臭気などの影響を最小限に抑え、現場と周囲の環境に配慮した施工を徹底しています。